ギャンブル依存症は脳の働きまで変化してしまうこと知ってた?

ギャンブル依存症は回復はあっても完治はしないと言われています。それは、ギャンブル依存症が脳に大きなダメージを与えてしまうからなんです。

ギャンブル依存症の病名はギャンブル障害です。ギャンブルがやめられず病的に賭博をするようになる精神的な病気です。

ギャンブル障害になると身体の変調が脳に現れます。脳の働きが変化してしまうのです。

今回は、ギャンブルが脳にどんな影響を与えるかについてお伝えします。怖い病気なんだと認識してほしいです。

ギャンブルはドーパミンが大量に分泌される

楽しいことがあると脳から快楽物質のドーパミンが分泌されます。

パチンコなどギャンブルで勝つとドーパミンが大量に分泌され、興奮状態になります。

興奮状態がいつまでも続くわけではなく、しばらくすると鎮静化しますよね。それは、コルチゾールという物質が分泌され安定化されるからなんです。

諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授の研究で、興奮が鎮静化されたときに欲求が生まれることも解明されたとのこと。

ドーパミンが大量に分泌されるとコルチゾールも大量に分泌され鎮静化されると、快楽を得たいという強い欲求が生まれるのだそうです。

パチンコなどで興奮を与え続けると、パチンコで勝つという回路ができてしまい、その刺激を際限なく求めるようになります。

自分の意志では抑えきれない快楽欲求で、ギャンブルにのめり込んでしまうのです。

ギャンブルにハマると脳の働きが変化する?

ギャンブル依存症になると脳の機能が変化してしまうことが、京都大学の研究チームの調査で判明したとのこと。

欲求に反応する脳の島皮質(とうひしつ)が変化してしまうのだそうです。

ギャンブル依存症の人はギャンブル以外の欲求では、島皮質の活動が低下してしまい、ギャンブル欲求に反応しにくくなるようです。

ドーパミンの分泌による弊害だけでなく、脳の働きまで変化してしまい、自分の意思だけではどうにもならない状態になってしまうのです。

ギャンブル依存症が完治しない病気とされるのは、脳の働きが完全に元通りにならないことにあるようですね。

「自分はギャンブル依存症ではない、やめようと思えばいつでもやめられる。」と、思っているにも関わらず、やめることができないまま病気が進行するのです。

ギャンブル障害は急になるのではなく、ギャンブルをし続けることでゆっくりと病的に変化していくところが怖いです。

ギャンブル依存症と一生付き合うことになる

ギャンブル依存症は完治することがない病気ですから、一生付き合うことになります。

ギャンブル障害は精神的な病気なので、高熱にうなされたり身体が不自由になったりする病気ではないので、気付きにくく軽視されがちです。

しかし、うつ状態になってしまい、自殺まで考えるようになる人も多いのです。

パチンコ依存症になったあげくにうつ病になったという話はよく聞きます。うつ病になっていることに気付きにくく重症化してしまうことも多いのです。そこで今回は、パチンコ依存症がうつ病になりやすい理由や回復するための方法などをお伝えします。

やめたくてもやめられない、持ち金をありったけつぎ込んで足りなくなると借金してまでギャンブルをするようになります。

返済できないほどの借金ができてもギャンブルがやめられず、経済的に追い詰められうつ状態になるケースが多いのです。

それほどまでのギャンブル欲求を断ち切るのは、よほど意思が強くなければ自分一人の力では不可能です。

病院への入院や回復施設へ入所するなどで、強制的にギャンブルができない状態にした方が良い場合もあります。

しかし、依存症施設などでギャンブルをしない生活ができていても、社会復帰するとパチンコ屋の前を通るとしたい欲求が強く湧いてきます。

ギャンブル障害は、回復することはできても完治しない病気なので、良くなったと思っても気を抜かないことです。

まとめ

ギャンブル依存症は、脳の機能まで変化させてしまう怖い病気であることが、大学の研究チームの調査で判明してきました。

そして、脳の働きが変化してしまうと、完全に元通りに回復することはないのです。

回復してもギャンブル場に接する機会があれば、ギャンブル欲求がふつふつと湧いてきて、やりたい衝動に駆られます。

一度なってしまうと、回復プログラムは一生継続していかなければならないのです。

ギャンブル依存症は厄介な病気であるにも関わらず、自分も周囲の人も築きにくく、重症化するまで病気と認識されないことが多いです。

脳の機能が変化してしまう怖い病気だと認識して、自分は大丈夫と思わないことです。

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