ギャンブル依存症を克服するために絶対に欠かせないこととは!

ギャンブル依存症は、治らないとされている精神的な病気ということはご存知ですよね。

しかし、他の疾患のように病状が判断し辛いため、自分がギャンブル依存症だなんて気付いてない人が多いのが現状です。

ギャンブル依存症は国でも問題視されていて、自治体でも相談窓口が開かれているほど、深刻化しています。

その一方で、国はギャンブルを温存していて、カジノまで解禁になることに矛盾を感じたりもします。

パチンコをやめたいのにやめられないパチンカーの中には、「パチンコ屋なくなってくれー!」と、思っている人もいたりします。

でも、ギャンブル場がなくなるなんてことはないので、自分でギャンブル依存から抜け出すしかないのです。

ギャンブル依存症の克服のために、自助グループや回復施設、病院などを利用することも必要かもしれません。

ですが、どんな治療をしても絶対に欠かせないことがあります。それさえできれば、自力で克服することもできるかもしれませんよ。

ギャンブル依存症は自分で決意しなければ克服できない

自分がギャンブル依存症だなんて思ってなくても、何らかの理由で「ギャンブルをやめたい!」と、思っていることが多いですよね。

例えば、パチンコで大負けしたときに、「もうやめよう」と、後悔したことないです?

あのお金パチンコに使わなかったら、欲しいものが買えたのに、なんて無駄遣いしたんだろう。

あのお金は今月の家賃だったのに、スロットですってしまうなんて、なんてバカなことしたんだ。

子供と約束してたおもちゃを買うお金をパチンコですってしまった。親として失格だな。情けない。

とにかく、ギャンブルにはお金が付きものなので、結局のところお金で失態してしまい、自分の愚かさを後悔して、「二度としない、もうやめよう」と、一時的にでも思いますよね。

でも、翌朝になるとケロッとして、「よし!今日こそは!」と、軍資金を握ってギャンブルに走ってしまうのがギャンブル依存症者です。

のど元過ぎれば・・・とはよく言ったもので、人は悪いことってすぐに忘れてしまうんですよね。

人生いいことばかりじゃないので、忘れてしまえるから生きていられるんですけどね。

ギャンブル依存症を克服するためには、無駄にお金や時間を浪費している自分の愚かさをしっかりと認識することが必要です。

そして、「やめたい」ではなく「やめる」と、強く決意できなければ、克服なんてできないんです。

家族が、絶対にやめさせると決意しても、本人にやめる意思がなければ無駄です。牢屋にでも閉じ込めておくしか方法がないです。

ギャンブルに使ったお金と時間を洗い出す

「ギャンブルをやめる」と、強く決意するために、自分がどれだけ無駄なお金や時間を使ってきたのか、現実を知ることです。

ギャンブル依存症は、底を見るまで懲りないとも言われていますが、どうにもならないどん底を見る前に気付きたいものです。

ギャンブルに使ったお金を洗い出す

ギャンブルの収支表を付けていれば、どれだけお金をつぎ込んだか分かっているはずですが、たいていはどんぶり勘定ですよね。

勝ち続けていれば、貯金が増えているとか、財産が増えているとか、実体があるはずですけど、そんなものないですよね。

これから収支表を付けても良いのですが、それだとギャンブルを続けることになるので、今までに、どれくらいのお金や時間を使ってきたか、ザックリとでも拾ってみてください。

毎月、給料の半分をギャンブルに使っていたなら、その金額にギャンブルしていた月数をかければ、およその金額が出ます。

手取り収入:20万円
パチンコ代:10万円
パチンコ歴:3年6ヶ月

10万円×42ヶ月=420万円

ギャンブルに勝っていれば、使った金額のお金が残っているはずです。

とんとんだったとしても、使った金額が残っていることになります。

でも、残ってないですよね。

上記の例だと、420万円をパチンコ屋に遊技代として支払っただけってことになります。

これだけあれば、いい車が買えます。もっと良い所に住んで、豊かな生活ができたことでしょう。

今までにギャンブルで浪費した金額をトータルしてみると、なんてバカなことしたんだろう。こんな無駄遣いしなければ良かったと気付けますよ。

もし、ギャンブルで借金していたとしたら、なおさらです。

ギャンブルに使った時間を洗い出す

ギャンブルに費やした時間も同じです。

平日に何時間、休日に何時間、とだいたいの平均時間を出して、トータルしてみてください。

パチンコ歴:3年6ヶ月
平日:会社帰りに閉店まで、3時間(週3日)
休日:朝から晩まで、8時間(毎週)

週当たり:3時間×3日+8時間=17時間

17時間×182週=3,094時間(129日)

こうして拾い出してみると、ギャンブルに費やした時間も、ほんともったいないですよね。

こんなにも時間を使って得たものは、借金だけだったなんて悲しすぎません?

家族や恋人、友人たちともっと楽しく有意義な時間が持てたはず、自分を向上させるような趣味に没頭できたかもしれないのに。

過ぎてしまった時間は取り戻すことができません。

ギャンブルのせいで失ったものを拾い出す

お金や時間以外にも、ギャンブルにのめり込んだために失ったものがたくさんあると思います。

自分の悪行を思い知って、二度と繰り返さないために、失ったものを書き出してみましょう。

失ったものを拾い出す作業は、依存症回復施設などでもやっていることです。

お金や物だけでなく、家族、恋人、友人、信用など、思い当たるものを全部拾い出してみると良いです。

失ったものの大きさを知ることで、ギャンブルにのめり込んだ愚かさを直視することですね。

なんてバカだったんだ!もうこれ以上失いたくない!と、心の底から思えるでしょう。

ギャンブル依存症について学ぶ

自分の愚かさに気付くと、自責の念に駆られるかもしれませんね。

ギャンブルが好きでも、自己コントロールしながら趣味以上にならない人の方が多いですから、自分の弱さに打ちひしがれることもあるでしょう。

自分の弱さを責めてしまうかもしれないし、ダメなヤツだと家族に責められるかもしれないですよね。

でも、ギャンブル依存症は、自己責任だけで片付けられない、精神的な病気だということを、自分も家族も理解することが必要なんです。

また、ギャンブル依存症の治療には、長い年月がかかるので、途中で投げ出さないためにも、しっかりと実態を知っておくことです。

ギャンブルに近づかない

どんなに固く決意しても、パチンコ屋などのギャンブル場に近づくと、ギャンブルをしたい衝動の方が勝ってしまい、やってしまいます。

ギャンブルを完全に禁止してしまうと、ストレスになって余計にしたくなるという人もいますよね。だから、いきなりやめてしまうのでなく、減らせば良いんだよって。

でも、たいていの人は、きっぱりやめない限り、ギャンブル依存症から抜け出すのは無理です。

やめようと決意したなら、一切しないことですね。

少しでもやっていたら、元の木阿弥。逆戻りするのは目に見えています。

なので、ギャンブル場に近づかないこと、遠目にでも目に入れないことです。

暇な時間を作らない

ギャンブルにのめり込んでいたときには、家族や恋人、友人との約束を断ってでもギャンブルをする時間を作っていましたよね。

特にパチンコ依存症の場合、毎日パチンコしていた時間があったのではないでしょうか?

やめると決意して、ギャンブル断ちしたら、必然的に暇な時間ができます。

何もすることがない暇な時間ができると、ギャンブルがしたくてたまらなくなり、我慢するのもストレスになりますよね。

暇な時間がなければ、ギャンブルしたい衝動も起こりにくくなります。

理想的には、ギャンブルに替わる趣味を見つけることですね。

とはいえ、パチンコなどのギャンブルで得る快楽に匹敵するほどの趣味なんか、そう簡単には見つかりませんよね。

それでも、無理にでも何か始めてみると良いです。

毎日仕事帰りにパチンコ屋に行っていたのなら、行き先をジムに変えてみるとか。パチンコに散財していたお金の使い道を変えるのです。

もし、借金を抱えているなら、バイトをすれば暇な時間を作らないだけでなく、収入が増えるので借金の返済に充てられますよ。

ギャンブルはやめると決意できたら、すぐにでもギャンブルに費やしていた時間に、別の何かを始めるることですね。

お金の管理を自分でしない

1,000円でもお金を手にしたら、パチンコ屋に足が向いてしまう人は現金を持ち歩かないことですね。

かといって、お金を1円も持たずに外出することも現実的ではありません。仕事に行くのに一文無しじゃ困りますものね。

なので、毎日必要最小限の現金しか持ち歩かないようにすることです。

お小遣いが3万円なら、1日1,000円ですよね。それをお札じゃなく小銭にしておくと良いです。

自分でお金の管理をしていると、今日はちょっと多めに持って出よう、なんてことになるので、できれば家族など身近な人に管理してもらうことです。

一人暮らしで誰にもお金の管理を頼めない場合は、自分でしっかりとお金のルールを決めて厳守ですね。

借金は自分で返す

ギャンブルで借金しているなら、自分で返すこと。

家族が肩代わりを申し出てくれても、頼らないことです。肩代わりしてもらうと、借金しても誰かが何とかしてくれると、甘い考えが自分の中に根付いてしまいます。

本気でギャンブルをやめると決めたら、自分で後始末する覚悟もすることですね。

ギャンブルをやめたらお金に余裕ができるので、そのお金を返済に充てる。

足りなければ、バイトでもなんでもして収入を増やす。

それでも足りなかったら、債務整理で借金を減額してもらって、毎月支払える額に調整してもらうことも必要になります。

ギャンブルが原因で作った借金は、基本的に自己破産はできないので、減額してもらって返済した方が良いです。

やめられた、もう大丈夫と過信しない

ギャンブルをやめることができても、油断するとダメです。

1ヶ月や2ヶ月やめられたぐらいで、もう大丈夫と思って、ご褒美にちょっとだけとギャンブルをやってしまったら、すぐに逆戻りします。

1年、2年と長期にやめることができたとしても、気を緩めたら逆戻りしてしまいます。

初めてギャンブルをしたときって、ほんの軽い気持ちからだったはず。

「ギャンブルにお金をつぎ込むなんてバカな大人がすることだ。自分は絶対しない。」と、思っていた人が、ほんのちょっとのキッカケでのめり込むこともあるのです。

それくらい、ギャンブルは射幸心を煽られて、とりつかれてしまう性質があるのです。

ギャンブル依存症を克服すると決意したなら、一生しないことです。

自分の意思だけでは挫折しそうなときは?

「ギャンブルは絶対にやめる。」と、どんなに固く決意しても、人間って弱いものです。

自分の意思だけでは、挫折してしまうこともありますよね。身近に協力してくれる人がいれば、お願いすることです。

また、全国各地にギャンブル依存症の自助グループがあるので、集まりに参加すると良いです。

ギャンブル依存症者のための会(GA)

地域の保健福祉センターにも、ギャンブル依存症の相談窓口があります。

自助グループや依存症の治療をしている病院などの情報も、地域の保健福祉センターで教えてもらえます。

全国の保健福祉センターを探す

自助グループや相談機関を利用したとしても、最終的には自分次第になることだけは覚えておきましょう。

まとめ

ギャンブル依存症は一生治ることがないとされている精神的な病気です。ですが、克服することは可能です。

ただし、自分が本気でやめると決意しなければ、周囲の人がどんなに協力的でも克服することは困難です。

今までギャンブルにつぎ込んだお金と時間を洗い出し、どれほど無駄なことをしてきたか思い知ること、失ったものの大きさを知ること。

そして、自分がギャンブル依存症と認め、本気でやめると決意することですね。

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